コンプライアンスCompliance

「お客さま本位の業務運営方針」について

2023.4.1 株式会社リック


私たちリックは、お客さまから安心して保険をお任せいただける代理店とは何かを以下のように考えます。

  • (1) 保険に託す想いをしっかり受け止め、子、孫の世代まで受け継ぎ、お守りできる存在
  • (2) 鹿児島に本・支店を構え、地域密着型でお客さまとの距離が近い存在
  • (3) 長い人生の様々な岐路で、結婚や老後・家や車の購入・家電修理など、言わば「揺り籠から墓場まで」なんでも相談できる存在
  • (4) 地元優良企業様から全面的にお任せいただける幅広い知識と持続可能な組織運営ができている存在

そんな存在であるとすべてのお客さまに実感していただける為に、当社は、金融庁の定める「顧客本位の業務運営に関する原則」を採択し、「お客さま本位の業務運営方針」を会社宣言として策定・公表しております。
以下に、金融庁の定める「顧客本位の業務運営に関する原則」における原則2~7(これらに付されている(注)を含みます)との対応関係を表示しております。
金融庁の定める各原則の内容につきましては、以下のURLからご確認いただけます。

https://www.fsa.go.jp/news/r2/singi/20210115-1/02.pdf

<お客さまの最善の利益の追求>

・・・・・・・・・・ ≪原則2本文,(注)への対応≫


取組方針
・高い職業倫理感を醸成すべく、全社員に、毎週月曜日の朝礼にて経営理念及び経営方針を全社員で唱和し共有するとともに、「理想への挑戦」と題し経営理念を具体的にどのような行動に移しどのような変化があったのかを当番制で発表します。
・お客さまに納得して契約をしていただけるよう、ライフプランニングの案内を通じ最終受益者も念頭に置き、お客さまへの意向の確認・把握を確実に実施します。
取組状況
・「理想への挑戦」が580号を超えました(約11年)。引き続き、高い職業倫理感が確実に現場に反映されるよう理念・方針や具体的な行動や変化を共有し、お客さま本位の業務運営を永続的に取り組んで参ります。
・面談全件について意向確認シートなどを通じてお客さまのご意向の確認・把握と、コンセプトブックによるライフプランニングの推奨、契約一覧表の作成と家族間の共有を推奨提案しています。


<利益相反の適切な管理>

・・・・・・・・・・ ≪原則3本文,(注)への対応≫


取組方針
・お客さまから安心して保険をお任せいただける存在であるべく、経営理念に「お客さまの精神的・経済的豊かさの向上に寄与する」と定め、お客さまはもちろん、子・孫の世代までお守りできるよう、目先の利益ではなく社会正義に則った選択・行動すること(利益相反の適切な管理)を定めています。
・ご提案商品については保障(補償)カテゴリーごとに、商品特性・付加価値サービス等、総合的な商品力、特徴などに鑑み、推奨商品を予め選定しています。
取組状況
・初回からご契約までの面談内容記録を残し、不必要な切り替えや、お客さまの不利益になるような契約が行われないよう、毎週各課においてミーティングを実施しています。また、早期解約・早期失効などの検証も行い、適正な募集が行われているかの検証も行っています。
・予め選定している商品の提案を基本に、よりお客さまのご意向に沿った商品を提案するなど、推奨商品以外に偏った販売をしないよう指導を徹底しています。


<手数料等の明確化>

・・・・・・・・・・ ≪原則4への対応≫


取組方針
・お客さまが負担する手数料その他の費用について、お客さまが十分に理解した上で契約締結ができるよう、分かりやすい情報提供に努めます。
取組状況
・商品を販売する際、重要事項説明書等を用い、お客さま負担となる為替手数料やファンド変更費用等について漏れのない説明と証跡を徹底しています。


<お客さまへの重要な情報の分かりやすい提供>

・・・・・・・・・・ ≪原則5本文,(注)への対応≫


取組方針
・保険契約一覧表を作成し、お客さま自身が加入状況を把握しやすい状態にします。
・契約する商品については保障(補償)内容および不利益事項について正しくお伝えするとともに、選定理由についてもご理解ご納得いただくよう十分な説明を行います。
・難しい専門用語をできるだけ使わずご説明をします。
・商品リスクの種類や度合いに応じて、補助的な資料も用いるなどして分かりやすい情報提供に努めます。
・重要な情報については強調し、お客さまの注意を促します。
取組状況
・保険契約一覧表を活用し、販売によるリスク・利益・損失等、重要な情報を分かりやすく、判断できるよう整えています。
・特に不利益事項については重要事項説明書などを用い、丁寧な説明を行っています。また、比較推奨時には選定理由を書面にて明示しています。
・OJTの実施と、各課においてロープレを実施するなどして明確・平易かつ誤解を招かない説明となるよう研鑽しています。
・特定保険については各商品に付随する保険会社の情報提供資料を用い、リスクとリターンなどの説明を行っています。
・重要事項説明書に沿って重要な情報を確実にお伝えするとともに特定保険については意向確認シートにてリスクの再確認を行っています。


<お客さまにふさわしいサービスの提供>

・・・・・・・・・・ ≪原則6本文,(注)への対応≫


取組方針
・お客さまの資産状況、取引経験、知識及び取引目的・ニーズを把握し、ふさわしい商品・サービスの提供を行います。
・ライフプランや社会保険制度などを踏まえて、適正な保障額をお客さま自身がご判断いただけるよう努めます。また、契約後についてもライフプランの変化などがあることを念頭に定期的なアフターフォローを行います。
ご高齢のお客さまの契約や特定保険の契約に際しては①ご親族の同席、②複数回の面談、③社員2名による面談のいずれかの実施をします。
・特定保険の仕組みのより深い理解をするよう努めるとともに、お客さまが基本的な知識を得られるような情報提供を行うよう努めます。
取組状況
・保険会社のリスク許容度診断ツールを活用して、お客さまにふさわしい商品・サービスの提供を実施しています。
・コンセプトブックを全員が活用し、ライフプランニングの提案、投資性商品の横断的な比較を実施しています。
・ルールに則った確実な実施を続けています。
「E-⑤生命保険お申込時の最終ご確認書」「E-④お客さま意向把握シート」による記録と、2カ月おきに、抜き打ちによるお客さまへの往復はがきによるヒアリング(1募集人あたり月1件)を実施しています。


<ガバナンス体制>

・・・・・・・・・・ ≪原則7本文,(注)への対応≫


取組方針
・全員固定給とし、昇給は営業成績ではなく、顧客の最善の利益を追求するための行動ができているかをチェックする力量管理表などで評価します。
・週1回の朝礼や月1回のコンプライアンス研修を通じ社員に当業務運営方針を周知します。
取組状況
・ISO9001の取得と運用、力量管理表を基に人事評価しています。また、お客さまに生損保2名体制で関与することで、より公正な業務品質を維持する仕組みとなっています。
・ISO9001の運用に添って、お客さまの声の共有・検証、手順書の改定、半期ごとの効果検証の実施をしています。コンプライアンス研修では、全国の事例共有や社内のルール遵守状況を点検・指導しています。


なお、以下項目につきましては非該当となります。

【原則5】
  (注2):複数の金融商品・サービスをパッケージとして販売・推奨等することがないため。
【原則6】
  (注2):複数の金融商品・サービスをパッケージとして販売・推奨等することがないため。
  (注3):金融商品の組成に携わらないため。



◇2023年度取り組み

①契約一覧表配布1435件(50%増)
②リックアプリ登録者数3000人
③ライフプランニングの実施 月平均75世帯


◇2022年度取り組み結果

①契約一覧表配布1030件(10%増)
   2023年3月末:957件(9.8%増)
②損保ジャパンの拡販5000万円
   2023年3月末:5427万円(108%)
③ひまわり生命の拡販2000万円
   2023年3月末:5158万円(257%)
④リックアプリ登録者数1000人
   2023年3月末:749名(78%)